美容師の魂のアイテム!シザー
今日は私が愛用するシザーのお話です。
シザー=鋏。これは私(理美容師)の右腕であり魂のアイテムと言えるかもしれません。左腕はコーム=櫛ですね!(右利きの方)
私は、島理研というメーカーのSHEEMA HI-TECというブランドを愛用しています。1番長く付き合っているものでもう17年目位になるでしょうか⁉︎このブランドのシザーは5丁所持しています。17年も経っていますが切れ味全然落ちてないです。凄いですよね!
1人のお客様を対応させてもらう上で3種類のシザーが必要です。7.5㌅と6㌅とセニングシザー。この3つあれば大袈裟ではありますが世界中どこにいても仕事ができます。
これは時々、お客様から聞かれる事なのですが、
「鋏は研ぐの⁉︎」
鋏は消耗品です。研ぎ澄まされた刃はカットを繰り返すことで摩耗していきます。私の場合は3〜4ヶ月くらいに一度メーカーまで研ぎに出します。年間、大体4回くらいの研ぎでしょうか!もともと島理研は研ぎ屋なので研ぎに関してはピカイチの信頼をおける会社です。富山にあるのですが、専用のケースに入れて中2日、速達対応お願いすれば中1日で手元に帰ってきます。月曜日の朝一速達で出せば、水曜日の午後には帰ってくるイメージです。凄いことでしょ⁉︎これも島理研を信頼できる要素の一つです。
「研ぎに出してる間はどうするの?」
これもよく聞かれる質問なのですが、研ぎに出している間は2軍シザー陣の登場です。これだけ聞くと(研ぎに出してる間は損だな!)そんなコメントが聞こえそうですが!
愛用しているシザーは1丁あたり大体15〜20万円するのですが、実は、私のシザーは2軍陣の方が少しお高いんです(笑)
シザーというものは、「手への馴染み」「お客様の髪の切れ味」そして最も大事な事は「シザーがどれだけ自分に追いついてくるか!」です。相性とでも言いますでしょうか!
どんな鋏も手に持ってみて、試し切りをしてみて購入するか決めるのですが、いざ購入して何十人分も何百人分ものお客様の髪を切っていくと、最初わからなかったその鋏の個性が後から伝わってくるんですよね。自分とお客さまとの間に位置する鋏がどれだけ適合してるのか!みたいな。
まぁ、お気に入りの同じシザーを2セット揃えれば良いことではあるのですけどね(笑)時が流れるとシザーもモデルチェンジしてたり、メーカーさんに新作ですよと言われると思わず買っちゃうんですよ!(笑)少し違うのを!それにお高いですしね。
こちらのシザーはブラックダイヤモンド加工を施されたものです。似た切れ味のものを2丁ずつ揃えてるんですけど、やっぱ違うんです。面白いですよね鋏って。
研ぎから戻ってきたばかりのシザー。
年末の繁忙期に入る前に合わせて研ぎに出したのですが、今回戻ってきたシザーの切れ味はこれまた一段と良いですね!昨日のお客様が言われたコメントに「切られてる感じがない!」と。お客様は切られるプロですからね。わかるんですね!逆にびっくりしました。実は私も戻ってきた鋏を手にして思ってたんです。「切った感覚ないけど切れてる」って!
年内残すところ、あと1ヵ月。今年の良い締めくくりをできるよう良い仕事を今日もやっていきます😊
writing Hidetoshi
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